11月21日(火) お楽しみメニュー
・お刺身
・炊き合わせ
・ご飯
・ほうとう風
・栗のムース
今回のお楽しみメニューは『ほうとう』をお出ししました。
野菜がたっぷり入っているので、栄養満点。味噌ベースの汁を飲めば体もポカポカ温まります。
寒い日が続き、風邪を引きやすくなるこの時期にはピッタリの麺料理です。
ほうとうとは、小麦粉で作った麺とカボチャ、ジャガイモ、ねぎ、しいたけ等の具とともに味噌仕立ての汁で煮込んだ料理です。
山梨県を中心とした地域で食されており、2007年には農林水産省によって「農山漁村の郷土料理百選」の一つに選ばれています。
戦国時代に「甲斐(現在の山梨県)の虎」とも呼ばれた武田信玄は、野戦食として用いていたとも伝えられています。
ほうとうは武田信玄とともに、山梨名物として愛され続ける存在です。
麺と季節の野菜を味噌仕立ての汁で煮込むだけのほうとうは、作る手間がかからないうえ、栄養価が高い点が魅力です。
麺の小麦粉や具材の芋類によってでんぷん質を、味噌や肉類によってたんぱく質を、野菜によってビタミン類が摂れるなど、栄養バランスに優れた料理です。
自宅で手軽に作るもよし、お店に行って本格ひとり土鍋で味わうもよし。
今年の冬は、ほうとうを食べて体の中から温めて、寒さを乗り越えていきましょう。
大生病院