当院では、入院患者様に服用していただく薬剤を一包化しております。
服用する一回ごとに患者様のお名前や日付、朝食後等の服薬のタイミングを印字し、食前・食後の袋には必要に応じて色分けされた線を引くことにより、患者様はもとより病棟職員の配薬、退院され施設やご自宅に戻られた後の服薬の手助けをしてくれます。
薬剤科では調剤業務の効率化とより正確な薬剤の払い出しのため、2020年3月から『錠剤監査支援システム(MDM)』を導入しました。
薬剤の一包化は確実に薬剤を内服していただくための重要な調剤業務となりますが、その分正確なチェック体制が必要となります。
MDMとは、一包化された錠剤やカプセル剤をカメラで撮影し、事前に登録された薬剤情報と照合、薬の数・形状・大きさ等を判別し、間違いを検索してくれるものです。その後、薬剤師の目視で最終的な鑑査を行い、更に安全で正確な薬剤の払い出しに努めています。 by 🍊
←MDMです。