・いなり寿司
・いわしのつみれ汁
・菜の花のけずり和え
・フルーツ(メロン)
今回のお楽しみメニューは「いなり寿司」です!
このいなり寿司にお付けしている「生姜」について今回はご紹介いたします。
初夏から夏にかけてのわずかな期間だけ出回る新生姜。
薬味などに使う茶色の生姜とは違い、色が白く芽先がピンク色をしていてみずみずしい見た目をしています。そんな生姜たちですが実は同じものなんです。
新生姜は収穫後すぐ出荷されるので、根生姜と異なり透明感があり、とてもみずみずしいのが特徴です。
コブが小さいものは葉つき生姜、大きく成長すると葉が切り捨てられ先端部分が薄紅色をして美しいものが出回ります。
生姜の香りはシネオールという成分で、食欲増進や疲労回復といった夏バテ解消作用に加えて、健胃や消炎作用もあると言われています。
また辛み成分ジンゲロールは、強い殺菌作用や加熱するとショウガオールという成分にに変わって身体を温めるなど新陳代謝を活発にします。
お寿司についてくる「ガリ」は新生姜で作られているそうです。
ガリはまさに新生姜のおいしさを生かした漬物です。
薄ピンク色は芽先の薄紅色と漬け込む酢が反応して出る天然色で、着色料は使いません。
新生姜は辛み成分が少ないので、スライスして味噌をつけたりサラダにしても美味しく食べられます。
この時期にしか味わえないシャキッとした食感とさわやかな風味を楽しむ事が出来ます。
一方、根生姜はとても辛いので、すって薬味や臭い消しなど…夏の食材として大活躍です!!
メニューによって使い分け、いろいろ楽しんでみてはいかがでしょうか。